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    volume 7308
  • 音楽で防災を学ぶ? GAKU-MCの「アカリトライブ」
    音楽で防災を学ぶ? GAKU-MCの「アカリトライブ」
    大久保公園
  • 小山田滝音

    夏休み真っ只中の8月22日、東京都港区にある赤坂小学校で避難所での宿泊体験と音楽ライブを掛け合わせたイベント「アカリトライブキャンプin赤坂小学校」が開催されました。今回はそのレポートをお届けします!

  • 小山田滝音

    会場には、同イベントのwebサイトで抽選で選ばれた人たちや、同校に通う生徒など、総勢150名が集いました。一体どんなイベントになるんでしょうか。

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    「アカリトライブ」とは、ラッパーGAKU-MCさんが毎年全国各地で開催しているイベント。ステージ上にキャンドルをともし、その中でライブを行うんです。GAKU-MCさんといえば、Mr.Childrenの桜井さんと「ウカスカジー」を結成し、今年のサッカーW杯日本代表応援ソングを提供しており、サッカーファンの方にはもうお馴染みですね! 

  • 小山田滝音

    「アカリトライブ」に参加した人たちは、キャンドルホルダーに被災地へのメッセージを書き込むことができます。メッセージが入ったキャンドルホルダーは、イベント最終地である9月13日の福島公演で会場の参加者へ届けられます。

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    今回行われた「アカリトライブキャンプin赤坂小学校」では、GAKU-MCさんのライブに加え、防災にちなんだイベントが行われました。なので、会場の赤坂小学校の体育館の壁には、東日本震災時の写真などが展示されていました。

  • 小山田滝音

    また、同イベントでは震災に遭ったと想定して避難所生活を体験し、参加者の中で宿泊体験をする人は体育館でそのまま宿泊しました。

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    さて、時刻は19時。主催者のGAKU-MCさんのあいさつを皮切りに、いよいよイベントがスタート!

  • 小山田滝音

    最初に行われたのが、炊き出し大会。非常食用のご飯と大きな鍋で作られたカレー。このご飯は、お湯を入れるだけで15分後に食べることができるんです。

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    炊き出し大会が終わると、防災についてのトークショーが行われました。ステージには、岩手県大槌町町長・碇川豊さん(写真右)と、キャンプよろず相談所・滝沢守生さん(写真中央)が登壇。碇川さんは「震災に“想定外”という言葉は使わない。2011年の震災では多くの想定外なことが起きたので、今はより多くのことを想定できる」と話していました。滝沢さんは「キャンプで使用する寝袋などは災害時にも活用でき、訓練にもなる」と教えてくれました。

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    続いて行われたパネルディスカッションでは、会場内にいる人たちと一緒に「防災」について考えていきます。周りにいる人はほとんどが始めて会う人ばかり。実際に震災にあった時にも同じ状況が想定されます。

  • 小山田滝音

    パネルディスカッションでは「どうすればお互いに納得した答えが出せるか?」を皆で考えました。災害時は、知らない人同士で力を合わせて乗り越えていかなければなりません。とても難しい議題ですが、ここで話し合ったことはきっと役に立つはずです。

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    さて、ここからは音楽のライブについてレポートしていきます!

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    最初に歌を披露してくれたのは、シンガーソングライターの宮武弘さん。埼玉県出身の宮さんは、現在ウクレレやピアノなどを使って全国各地のカフェやレストランなどでライブ活動をしているんです。

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    オープニング曲として、アンパンマンやサザエさんなどの歌を歌ったあと、『大切な人に愛を伝えた』、『デイドリームビリーバー』(忌野清志郎カバー)、『武蔵野線』、『夜のパレード』などを披露してくれました。

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    続いて登場したのが、フットサルボールを使ったパフォーマンスチーム「球舞」。サッカーと音楽を融合させて、世界各地で活躍しています。2010年に行われた南アフリカW杯や上海万博、スコットランドでもパフォーマンスを行いました。

  • 小山田滝音

    球舞の2人は、華麗なリフティングを披露したほか、脚立を使って素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました! 会場は終始歓声に包まれていました。

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    さぁ、ライブのトリを務めるのは、主催者のGAKU-MCさん。待ちわびてた、と言わんばかりの歓声でイベント参加者もお出迎えします。アコースティックギターを使って、ゆっくりと、そして大胆にメロディーが奏でられていきます!

  • 小山田滝音

    GAKU-MCさんの歌声に対し、小学生から高齢者の方まで幅広い年齢層の参加者たちは、手を左右に振ったり、その場で踊ったり、一緒に歌ったりして反応を示し、会場は暑いくらいの熱気に包まれました。

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    ギターを奏でるラッパーGAKU-MCさんは、『昨日のNo;明日のYes』、『take it slow』、『Camp Music』など数々の名曲を披露し会場を湧かせます。最後に歌い上げた『all you need is rap』では、“大切なものっていったいなんだろ?! それがわかるまでとにかくがんばろう”という歌詞にGAKU-MCさんの思いを乗せ、参加者たちに熱いメッセージを伝えました。

  • 小山田滝音

    2日目はラジオ体操からスタート。その後、参加者全員でイベントの振り返りをし、改めて「防災」について考えました。災害はいつ起きるかなんてわかりません。こういった経験の積み重ねが“いざ”という時に役に立つのです。

  • 小山田滝音

    こうして「アカリトライブキャンプin赤坂小学校」を成功させたGAKU-MCさん。「東日本大震災の時は、実際に現地に行って避難所である小学校を訪問しました。現地の人たちを見て、いろいろな世代の人たちが集まって防災について考えたり、一緒に音楽を楽しめるような空間を提供したかった」と話してくれました。

  • 小山田滝音

    今年で4年目を迎えた「アカリトライブ」。GAKU-MCさんは「震災を忘れないっていうのはもちろんだけど、もっと未来のことを見ていきたい。“防災訓練”っていうと参加しづらい感じはあるけれど、もっと敷居の低いようなイベントを今後考えていきたい」と語ってくれました! 来る9月1日は防災の日です。この機会にぜひ皆さんも「防災」について考えてみてはいかがでしょうか? 以上、キタコレポートでした!