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    volume 5558
  • 江戸時代の女子に真の「女子力」を学ぼうではないか
    江戸時代の女子に真の「女子力」を学ぼうではないか
    江戸の女子力~ファッション・メイク・習い事
  • くるみ

    オイ、「○○ちゃん今日お弁当なの?や~ん!女子力たか~い!」とか言っているそこの君。ちょっと前に出てきたまえ。突然だが今日は君たちに問いたいことがある。「女子力」とは一体何なのだろうか。化粧がうまいことか?気が使えることか?それとも料理ができることか?今日は真の「女子力」の意味を探すべく、こんな企画展をご紹介しようと思う。その名も「江戸の女子力~ファッション・メイク・習い事」だ。

  • くるみ

    早速やってきたのはここ、原宿にある浮世絵を専門とした「太田記念美術館」。館内は土足禁止。畳が敷かれているスペースもあったりと、浮世絵を楽しむのにぴったりの空間づくりをしてくれているのだ。

  • くるみ

    今回の展示は江戸時代の女性たちにスポットを当てた作品のみを扱い、彼女たちの生き様を見ていくことができるというもの。君たちにとって江戸時代なんて大昔のように聞こえるかもしれない。しかし結論から先に言っちゃうが、江戸の女性の女子力はぶっちゃけマジでハイレベル。はんぱねぇんッスわ。

  • くるみ

    じゃあ早速だがそんな彼女たちの女子力の実態を4つのテーマに分けて紹介して行くぞ!まずやってきたコーナーは【 I 装いを楽しむ】。当時は度々「ぜい沢などしてはならぬ!派手な着物も禁止じゃ!」というなんともキビシ~お達しがあり、今と違ってファッションには“自由”ってモンがなかったのだ。しかしそんな中でも江戸の女性たちは縞や小紋など地味ながらもバリエーション豊かな文様を生み出しながら最大限にオシャレを楽しんでいたのである。

  • くるみ

    階級が異なれば装いも異なる。こちら菊川英山による「三美人」は、上から花魁、町娘、芸者を描いたものだ。三者三様の装いや髪型にも注目してほしい。当時、花魁は江戸女子たちの憧れであり、いわゆるファッションリーダー。きゃりーぱみゃ、もとい、きゃりーぱみゅぱみゅもビックリである。

  • くるみ

    次のコーナー【II 江戸の化粧と結髪】も必見だ。江戸時代後期には白粉や紅などの化粧品も庶民の手に届くものとなっていたわけだが、今と同様、メイクにも流行というものがあった模様。この溪斎英泉「時世美女競 東都芸子」に描かれた女性の下唇に注目してくれ。これは当時流行った「笹色紅」という化粧法で、なんと唇を緑色に塗ってるんだな!ちなみにこの緑の紅が手に入らない女子は墨を下地にしてたんだとか。プチプラメイクの走りである。

  • くるみ

    女子力においても重要なポイントのひとつであるのが「おけいこ」だ。現代では「おけいこ=趣味」という印象が強いかもしれないが、【III 江戸の習いごと事情】ではちょっと違った当時のおけいこの様子を知ることができるぞ。

  • くるみ

    例えば、吉原の高級遊女たちには美貌だけでなく和歌や漢詩の教養なども求められていたそうだ。というのも、この頃から「やっぱ女性は頭も良くないと、顔がキレイでも魅力半減だよな!」という男性陣からのご意見が多数あり、彼女たちはキャリアアップに繋がると言う意味でも、習い事に励んだというのだ。しかし男という生き物はいつの時代も欲張りなもんである。

  • くるみ

    【IV 働く女性たち】では、きびきびと働く女性たちも数多く紹介されている。家事に勤しむ様子はもちろん、習い事のお師匠、髪結いなど、女性ならではの仕事に従事する姿も描かれているのだ。生活のため自分で稼ぎ、そのために技術を習得しようと励む様子は正しく現代のキャリアウーマン。カッコいい、カッコよすぎてシビれるッ、そしてあこがれるぜッ!!

  • くるみ

    江戸時代の女性たちのパワー、女子力の高さを感じていただけただろうか!企画展ではこの他にもたくさんの「江戸の女子力」を紹介中。女子力アップに励む君にはぜひチェックしてほしい作品が満載だ!