">     
 
    volume 27716
  •     レトロな銭湯かと思ったらカフェ!入谷の「レボン快哉湯」でアイス×コーヒーのマリアージュ体験
    レトロな銭湯かと思ったらカフェ!入谷の「レボン快哉湯」でアイス×コーヒーのマリアージュ体験
    レボン快哉湯
  •     五十嵐ゆきまろ

    近年は昔ながらの銭湯をリノベーションする動きが活発化しています。入谷駅近くにある「レボン快哉湯」もその一つ。2016年に老朽化によって営業を終了した「快哉湯(かいさいゆ)」は築90年の銭湯建築を活かして2020年にカフェとして生まれ変わりました。今回はこの「レボン快哉湯」をご紹介します。

  •     五十嵐ゆきまろ

    建物は映画にでも出てきそうなほど歴史を感じさせる格好いい佇まい! お店の看板を見落とすと「旅館かな?」と勘違いしてしまいそうなほど重厚感に包まれています。

  •     五十嵐ゆきまろ

    入口を入ると木札の下駄箱が。店内には銭湯のときと同じようにここで靴を脱ぎ、この下駄箱の中にしまって入っていきます。

  •     五十嵐ゆきまろ

    下駄箱を抜けると右側から入店。右側の扉には「女」、左側の扉には「男」と書いてあり、脱衣所だった場所が飲食スペースになっています。また中央には番台も残されていました。銭湯としての建物をただ残して中をフルリノベーションしているのではなく、当時の設備をしっかり現存したままカフェにしているのはすごい! 手前にある体重計も昔懐かしい銭湯にはお馴染みのタイプでワクワクしますね。

  •     五十嵐ゆきまろ

    男湯の脱衣所側から見るとこんな感じ。地元の人たちの憩いの場だった当時の記憶が、まざまざと思い起こされるような雰囲気です。

  •     五十嵐ゆきまろ

    脱衣所だったところは飲食スペースになっており、一方の浴槽だったところは貸しスペースになっています。予約をすれば団体での会議使用などで使うことができるそう。また申し出れば中を見学させてもらえます。壁に描かれた富士山の趣がすごい。ここで会議をすればクリエイティブなアイデアが生まれそうです。ちなみに脱衣所側、浴槽側、全体と3つのプランでレンタルスペースとして貸し出しているんだとか。

  •     五十嵐ゆきまろ

    まずは平日ランチ限定のカレーを注文。野菜がごろごろと入ったスパイスカレーで、動物性食品を使っていないヴィーガンカレーです。

  •     五十嵐ゆきまろ

    この日は新玉ねぎやにんじん、カボチャ、まいたけ、えのき、さつまいも、トマトなどたっぷりの野菜が使われていました。ココナッツミルクの甘みに加えてスパイスの豊かな風味が合わさって絶品! さらにご飯は14雑穀米なので食べるだけで健康になれそうな一品でした。

  •     五十嵐ゆきまろ

    セットメニューだとドリンクとスイーツをつけることもできます。こちらは山形有機農りんごジュース。濃厚でジューシーなりんごジュースとスパイスカレーが合う!

  •     五十嵐ゆきまろ

    「銭湯とカレーってどんな組み合わせ!?」と思っていましたが、ここのスパイスカレーは食べているだけで体もポカポカとしていき、体の内側からデトックスされていくようでした。思えば銭湯も体を洗い流してキレイにする役割もあるので、たしかに親和性はあるかも。そんなことをぼ~っと考えて物思いに耽ってしまうほど居心地のよさがあるお店です。

  •     五十嵐ゆきまろ

    ここを訪れたらスパイスカレーはもちろんハズせないのですが、コーヒーとアイスクリームも見逃せません。台東区出身のバリスタが淹れるコーヒーと、自然農園直送の果物で作るアイスクリームのマリアージュを楽しめるんです。こちらは「ブルーベリー&雲南」。

  •     五十嵐ゆきまろ

    楽しみ方はまず、アイスクリームとコーヒーをそれぞれ単独で味わいます。このブルーベリーのアイスクリームがすでにめちゃくちゃおいしい……! ジェラートのようにキメが細かい質感とブルーベリーの濃厚な酸味と甘みがたまりません。

  •     五十嵐ゆきまろ

    次にコーヒーをアイスクリームにかけて一緒に食べてみました。「雲南」というコーヒーがそもそも木苺のように甘さがある種類なので、アイスクリームと混ざり合っても全然違和感がありません。一緒になると相乗効果でコーヒーのコクとブルーベリーの風味が濃く際立つので、それぞれの味や風味の輪郭がよりハッキリしました。

  •     五十嵐ゆきまろ

    最後は残っているアイスクリームをすべて入れ、贅沢なコーヒーとして味わいました。なんだかグルメな遊びをしているみたいで楽しいですね。コーヒーとアイスクリームのマリアージュってこんなにおいしいなんて知らなかった!

  •     五十嵐ゆきまろ

    ちなみに「レボン快哉湯」のコーヒーは、ものすごくこだわっていて企業や店舗向けに焙煎豆の卸販売をしているほど。廃業してしまった喫茶店から受け継いだ35年物の焙煎機を使ってスペシャルなコーヒー豆を焙煎しているそうです。銭湯もコーヒーも、昔からあるいい物や技術、そして記憶を次の時代に伝えるというコンセプトを大事にしているお店はとても素敵ですよね。

  •     五十嵐ゆきまろ

    コーヒーとアイスクリームのマリアージュメニューは全部で4種類あり、「キウイ&コスタリカ」、「チョコレート&ベトナム」、「湘南ゴールド&コロンビア」を展開。それぞれどんなマリアージュが楽しめるのか、全部食べてみたい!

  •     五十嵐ゆきまろ

    店内ではコーヒー豆やドリップバッグのほか、Tシャツやトートバッグ、ステッカーなどのオリジナルグッズも販売されていました。これらはオンラインショップでも購入可能です。

  •     五十嵐ゆきまろ

    1928年から愛されてきた銭湯を未来に残すべくリノベーションして生まれた「レボン快哉湯」。ただレトロでおしゃれなだけでなく、そこにあった人々の記憶や思い、個性などを時代を超えて伝え続けてくれる素敵なお店でした。これからも銭湯だったときと同じように、地域の人たちに愛される場所として残り続けてほしいですね。