槙田 そうですね。音楽とダンスはすごく密接したもののはずなんですけどね。
山崎 そうですよね。
槙田 自分の曲にダンスがつくって、どういう感覚なんですか?
山崎 もう、最初はぶち上がりました。夢が叶ったみたいな感じで。ずっとシンガーソングライターとして曲を作ったり、歌ったりはしてきましたけど、踊る機会もなかったし。頭の中にこういう振りかなってイメージみたいなのはあっても、、
槙田 振りのイメージがあるんですか?
山崎 自分の曲はないですけどね。最初にアイドルの曲を書かせてもらって、踊ってるのを見たときは、あぁ、、生きててよかったぁ、、と思いました。
槙田 そんなに!
山崎 多分、作曲家はみんな喜んでいると思いますね。
槙田 全然想像できないです(笑)。山崎さんが音楽に目覚めたきっかけっていうのはあったんですか?
山崎 昔からピアノとかは習ってたんですけど、中学校1年生のときにYUIさんがすごく好きで。世代じゃないですか。
槙田 ドンピシャですね。
山崎 YUIさんに憧れて、YUIさんになりたい一心でギターを練習して、YUIさんが曲作ってるから私も作る!みたいな感じで始めたのが最初のきっかけでした。
槙田 そこで自分にもできるって思えるのがすごいです。
山崎 でも、最初は本当にひどかったです。
槙田 中学生のときって、どんなことをテーマに曲作りするんですか?
山崎 等身大で曲を作るとか、思ったことを言葉にするみたいな考えがそもそもないので、何となく曲っぽいものを作ってみるみたいなところから始まりました。なので、何故かめちゃくちゃ束縛の激しいラブソングを歌ってみたりとか(笑)。初恋もまだなのに。
槙田 そうなるんですね!(笑)
山崎 そういう感じが、ただただ恥ずかしいです。
槙田 若いからこそできるみたいな。
山崎 そうですね。痛々しい。