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原宿スイーツの代名詞とも言えるクレープは、マリオンクレープが日本初のクレープ屋を竹下通りにオープンしたことが始まり。生クリームやチョコをトッピングした甘いクレープはたまに無償に食べたくなりますよね。そんなマリオンクレープからこのたび、新ブランドとなる進化系クレープ専門店「Le Nouveau(ル ヌーヴォー)」が昨年11月6日にオープンしました!
場所は自由ヶ丘駅すぐ。石畳やベンチがヨーロッパのような街並みを思わせる、おしゃれなマリクレール通り沿いです。
「Le Nouveau(ル ヌーヴォー)」とはフランス語で「新しい」を意味する言葉。店名の通り、お店は長く親しまれてきたマリオンクレープとは一線を画す、まったく新しいクレープ専門店になっています。
メニューは3種類あり、そば粉を使ったガレットタイプ、国産小麦粉生地にほうれん草パウダーを混ぜたサラダタイプ、国産小麦粉生地のスイーツタイプ。素材もホワイトソースやローストビーフ、キヌアやアボカド、ピスタチオやソテーしたフルーツなど、大人が楽しめるラインナップになっています。
こちらは「アップルソテーとシナモン」。ブランデーでソテーしたリンゴにシナモンを合わせ、生クリームをトッピングしているそう。おいしそう! なお、クレープはマリオンクレープ同様に紙巻きの状態で提供されます。
そば粉生地のガレットは「はちみつと4種のチーズガレット」や「トマトソースとハムのチーズガレット」、「ホワイトソースとハムのチーズガレット」など4種類。具もたっぷりボリューム満点なので、ササっとランチに済ませたい人にもピッタリです。
こちらはサラダタイプのクレープで「ローストビーフとマッシュポテトのサラダ」。他にも「キヌアとアボカドのチキンサラダ」と「生ハムとクリームチーズのサラダ」があります。マリオンクレープにあるお手軽なスナッククレープとは異なり、ちょっといいレストランで食べるようなメニューなので、大人が食べても満足度が高そう!
筆者はまず、甘いスイーツタイプのクレープから「バナナソテーとピスタチオ」を注文してみました。
バナナはラム酒でソテーしているそうで、柔らかくて香り高く、上品な味わいです。そして驚いたのが生クリーム。甘さの強いホイップクリームではなく生クリームを使用することで、クリームたっぷりでもさっぱりしたおいしさになっています。これはクレープの甘ったるさが苦手な人にも絶対おすすめ!
また生地は国産小麦なので芳醇でほのかな甘さが漂います。そして薄くてサクサク! 通常のマリオンクレープで使っているクレープ生地とも趣向を変えているそうで、強いこだわりが感じられますね。
また、紙巻きになっているサラダタイプとスイーツタイプのクレープは先端にビニールがかけてありました! これは通常のマリオンクレープにはないものですよね。これなら食べ進めていくうちにクリームが巻かれた紙の隙間からこぼれても手が汚れない!
次にガレットも注文。注文後にカウンターを覗くと、しっかり鉄板の上でパタンパタンと生地を折り畳んでいました。本格的なガレットの作り方をしています。
こちらは「ホワイトソースとハムとエッグのチーズガレット」。ガレットは箱に入っており、具材が見える状態で提供されます。
食べるときには、自分でパタンと二つ織りにしていただきます。そば粉と小麦粉を混ぜているためか、そばの香りはそこまで強くなくとても食べやすいです。たっぷりのホワイトソースと半熟卵、そして塩気が効いたハムにチーズがとろけていきおいしい! ほうれん草も入っているので、サラダ感覚もあり。お食事として十分にお腹いっぱいになります。
ちなみに「Le Nouveau」では犬と一緒にクレープを楽しみたい人に向けて、ミニサイズのわんちゃんクレープタイプも提供しています。専門大学監修のもと、食材選びから犬が食べやすいサイズ感、食感までこだわってメニュー開発したそう。先が細くなっているので、犬でも食べやすそうですね。
みなさんも「Le Nouveau」で、新しいマリオンクレープの味に出会ってみてください。大人のクレープを食べたい人はぜひ!
2021年1月12日掲載