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    volume 18436
  •     冷凍されたシーラカンスはすごすぎる! 静岡が世界に誇る、沼津港深海水族館に潜入
    冷凍されたシーラカンスはすごすぎる! 静岡が世界に誇る、沼津港深海水族館に潜入
    沼津港深海水族館
  •     秋山悠紀

    沼津港近くにあるグルメスポット、港八十三番地。沼津港で獲れた新鮮な海産物をお寿司や海鮮丼として提供している飲食店やお土産屋さんなどがひしめいています。この中に、日本初となる深海水族館があるということで、やってきました。

  •     秋山悠紀

    沼津港深海水族館は、日本一深い駿河湾の深海に棲む深海生物を目玉とする水族館で2011年にオープンしました。深海生物だけでなく、「生きた化石」と呼ばれ、3億5000万年前から深海で生き続けていたシーラカンスの冷凍標本を世界で唯一見ることができる、実は結構すごい水族館なんです。

  •     秋山悠紀

    展示スペースは約1000㎡と、全国の水族館の中でもだいぶコンパクトですが、1階と2階に分けられて展示されているのは、他では見ることができない生物ばかり。入口付近から、世界最強のキングクラブ、スノークラブが鎮座していました。

  •     秋山悠紀

    2015年に、国内では約110年ぶりとなる発見で話題になったドフラインイソギンチャクも。ドフラインイソギンチャクは個体数も非常に少なく、「生きた幻」と言われるほど珍しいのだとか。大きなウネウネがなかなかグロテスクですが、貴重な生物なんですね。

  •     秋山悠紀

    女子に大人気の可愛いチンアナゴもいます。ちなみにチンアナゴの「チン」は、珍しいの「珍」ではなく、顔が犬の「狆(ちん)」に似ているから名付けられたんだそうです。

  •     秋山悠紀

    フドリザメやアカグツといった深海生物を、実際に触れることができるコーナーも。これはなかなか勇気がいる!

  •     秋山悠紀

    ニューカレドニアの生物を展示したヘンテコな生物コーナーや、代表的な駿河湾の生物を見られる駿河湾大水槽コーナーを抜け、2階に上がるといよいよシーラカンスコーナーへと入っていきます。入口では、喋るシーラカンス爺がお出迎え。

  •     秋山悠紀

    来ました! -20℃の特殊な冷凍庫に入ったシーラカンスの冷凍標本です。この中には、カッチコチに凍った2体のシーラカンスが口をあんぐり開けています!

  •     秋山悠紀

    うおおおお! 近くで見てみると、ものすごい迫力…! 夢に出てきそうです。こんなヤツが3億5000万年前からウヨウヨしているなんて、深海の不思議な魅力を感じざるをえません。

  •     秋山悠紀

    シーラカンスの最初の発見は意外に最近で、1938年。そでまでは7000万年前に絶滅した生物だと思われていました。発見以来、様々な研究がされてきたシーラカンスですが、絶滅の危機にあるため、捕獲が禁止されています。世界で展示されているシーラカンスのほとんどがホルマリン漬けにされた中、ここでは世界で唯一冷凍のシーラカンスが見られるんです!

  •     秋山悠紀

    内臓標本まであります。心臓や脳、卵巣、腸など、こう見ると普通の魚と構造はたいして変わらないんだなあとしみじみ。イワシやアジとシーラカンス、神様はどうしてこんな違いをつけて創ったのでしょうか。生物の不思議…。

  •     秋山悠紀

    筆者が個人的にグッと来たのが、透明骨格標本のコーナー。透明骨格標本とは、たくさんの楽品を使って、肉の部分を透明に、硬い骨を赤く、軟らかい骨を青く染めた標本。これが幻想的でとてもキレイ! オシャレな部屋に飾ってあってもおかしくない芸術感があります。

  •     秋山悠紀

    シーラカンスと並んで「生きている化石」と呼ばれるオウムガイも! 「風の谷のナウシカ」感がすごいです。

  •     秋山悠紀

    沼津港深海水族館でシーラカンスとは別に注目して欲しいのは、そのユニークな展示方法。ニジマスの卵が、どんぶりの上にしきつめられています。イクラ丼みたいで味しそう。

  •     秋山悠紀

    梅干しに似ているというウメボシイソギンチャクの水槽には、上部に梅酒と梅干が詰まれ、ウメボシイソギンチャクが完全にお米の中に埋まっています。イソギンチャクを完全に梅干し扱いしています。

  •     秋山悠紀

    タツノオトシゴの仲間であるポットベリーシーホースは、編み物をしている外国人男性(女性?)とツーショット。これだけは何を表現したいのか、さっぱり意味が分かりませんでした。誰かわかった方、教えてください。

  •     秋山悠紀

    それぞれの卵の名称が、どの魚の卵かを当てるクイズ。カズノコ、イクラ、トビ子…。水族館が終わってから、近くのすし屋に行きたくなること間違いナシ。

  •     秋山悠紀

    ミュージアムショップでは、冷凍標本の口をあんぐり開けた状態をそっくり再現したシーラカンスのぬいぐるみや、大人気の魚のマグネット、チンアナゴグッズなど盛りだくさん。あなたも沼津港深海水族館で、深海たちと未知の体験を!