">     
 
    volume 18426
  •     鼻毛の森の新アルバム『お蔵の音楽』が全然お蔵入りじゃなかった!
    鼻毛の森の新アルバム『お蔵の音楽』が全然お蔵入りじゃなかった!
    鼻毛の森『お蔵の音楽』
  •     頂きに白髪一本

    今日は『鼻毛の森』という素晴らしいアーティストをご紹介します。

    え、知らない?だとしたら、あなたは無意識にスルーしているだけかもしれません。
    なぜなら彼は、誰もが目を逸らしたくなるような現実を歌う(はた迷惑な)シンガーソングライターなのですから!
    12月某日、記者は単独インタビューを強行しました。

  •     頂きに白髪一本

    鼻毛の森:こんにちわ。“鼻毛の森エンターテイメントジャパン代表橋詰晋也永遠の33歳独身花嫁募集中”です。「理想論撲滅」をスローガンに据えたリアルすぎるJ-POPソングを専門とするシンガーソングライターです。いつもご迷惑かけております。
    記者:実際会うと笑顔がより胡散臭いですね(笑)ところで、いよいよ楽曲が“お蔵入り”したそうで!おめでとうございます。
    鼻毛の森:いきなりですが違います。『お蔵の音楽』というタイトルのCDアルバムが(12月6日に)発売されたんです。

  •     頂きに白髪一本

    記者:2年ぶりのCDアルバム…ベスト盤、「GRAY-TASTE FITS」以来の新作ですね。前作にも「誰でもよかっただから君でもよかった」や「それまではそばにいるよ」など、残念なタイトルが盛りだくさんでした。今回はそれ以上にヤバいと!?
    鼻毛の森:より人間の本質を生々しく書き下ろしました(笑)実際、世の中ってポジティブなだけじゃ渡り切れないじゃないですか。むしろ、かなりの確率で諦めや妥協…いわゆる‟忖度”を迫られるわけで。なので、市場を席巻する気休めのメッセージソングたちに負けないよう、(逆に)さわやかに歌い上げました。もちろん、半分は嫌がらせです!

  •     頂きに白髪一本

    記者:完全に(人生観を)こじらせてますね!具体的にはどんな楽曲が?
    鼻毛の森:1曲目は「言葉だけはありがとう」でのご機嫌伺いから始まります。「ありがとう」って、言葉自体は心に響きますが、実生活では感謝していないときでも使いがち・・・便利なヤツなんです。社交辞令であったり、忖度であったり。なのに誰も歌っていない・・・そんなリアル「ありがとう」に焦点を当て、丁寧に歌い上げた結果、皮肉たっぷりになりました(笑)
    記者:絶対本人に伝えちゃいけないやつですね!
    鼻毛の森:だから音楽で濁しているんですよ!

  •     頂きに白髪一本

    記者:アルバムのラストは「真にうけないで」・・・かなり強い意思を感じるタイトルですね。
    鼻毛:世の中は甘い誘惑や気休めに溢れています。J-POPでは、「大丈夫だよ」系のヒットソングがそれに当たるのかもしれません。純粋な励ましなら過失にすぎないのですが、そこに損得勘定・・・悪意が加われば立派な詐欺です。なので、まずは一人一人がそれぞれの身の程を知っておいてほしい・・・そう願いを込めたナンバーです。しっかり伝わるよう、サウンドは、90年代を思わせる(四つ打ちの)力強いサウンドで感動的に仕上げました!
    記者:歌詞もさることながら、サウンドにも悪意を感じます(笑)
    鼻毛:お互い様ですね!

  •     頂きに白髪一本

    記者:ポジティブなんだかネガティブなんだか・・・はじめて聴くリスナーは翻弄されると思います。どう楽しめば?
    鼻毛の森:念を押しますと、僕は王道のJ-POPをただ否定しているわけではありません。考え方や現状はそれぞれなので、“選択肢”を増やしているだけなんです。あくまでも(J-POP界の)「セカンドオピニオン」としての立場を確立できれば。なので、主旨を理解し、楽しんじゃってるショップでは、あえて自己啓発本のコーナーに“特設”してくれたりしてます(笑)
    ※写真はヴィレッジバンガード名古屋中央店(発売日に撮影)
    記者:もはや音楽にカテゴライズされてないんですね。

  •     頂きに白髪一本

    鼻毛の森さんは、言いたいことも言えないこんな世の中に孤軍奮闘でPOISONする稀有なJ-POPアーティストです。
    「最後にこの記事を読んでいる読者に一言」とふったところ、秒速で「買って!」と・・・そのあたりも実にリアルです。
    このあとは、自身の死活問題についてたっぷりと伺いましたが、それはまた次の機会に。

  •     頂きに白髪一本

    このアルバム、『お蔵の音楽』を聞いて万が一イラっとしても大丈夫!
    なんでも、11曲目には「まぁまぁまぁまぁまぁ」という曲も入っているとのこと。
    是非、「オトナのプレゼント」として、ちょっとイタイ誰かに送り付けてあげてください。
    ただ、それによって起きた人間関係のトラブルについては、自己責任での“火消し”をお願いいたします。