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    volume 16274
  •     太田道灌のライバル?豊島氏の居城・石神井城跡を訪ねて
    太田道灌のライバル?豊島氏の居城・石神井城跡を訪ねて
    石神井城址(石神井公園)
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    東京23区内にある城跡を巡る旅、今回向かった先は練馬区の石神井公園駅。まずは駅名の元となっている石神井公園に向かいます。

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    地元の人に人気の煮卵を売る中華料理屋さんなどを眺めつつ、商店街を抜けてしばらく住宅街を歩くと、今回のお目当てである石神井公園に到着。

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    こちらが石神井公園。園内には大きな池があり、休日には手漕ぎ&足漕ぎボートを楽しむ人の姿も。

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    ちなみにこの石神井公園は、石神井城跡と三宝寺池を中心とした奥のエリアと、ボートが楽しめる石神井池を中心とした手前のエリアにわかれており、かなり細長い形に広がっているのが特徴です。

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    石神井城址に隣接している公園ということもあり、かつてこの城を治めていた豊島氏の当主・泰経と、その妻で悲劇のヒロインとして知られているという照姫にちなんだこんな撮影スポットも。“顔ハメ”ファンは必見です。

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    “顔ハメ”での撮影もほどほどに、ひとまず、奥手の方にある石神井城址方面へ歩きます。ちなみに訪れた時にはレンタルボートの営業時間外とあって、石神井池はかなりひっそりとした雰囲気でした。

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    おやおや、何か見つけたようです。

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    指差すその先には、たたひたすらに一点を見つめ、じっと佇んでいるだけの不思議な鳥が…

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    そんなこんなで、のんびりやさんの鳥を眺めつつ、ようやく石神井城址付近のエリアへと到着。まずは三宝寺池の方から散策してみることにします。

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    三宝寺池は、さきほどの石神井池以上にしんと静まりかえっていて、どちらかと言えば沼という感じの雰囲気です。

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    ちなみにこの三宝寺池、かつては「石神井城が落城した際に照姫が入水自殺を遂げた場所」だという都市伝説が広まったせいで、心霊スポットとされていたそうですが、今ではこの「照姫自殺説」が誤りだったという説の方が濃厚になり、そうした噂話も聞かれなくなりつつあります。とはいえ、夜にはなかなかそれっぽい雰囲気になりそうな印象です。

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    なお、心霊スポットであるかどうかは別として、実はこの三宝寺池、かつては「三宝寺池沼沢植物群落」として天然記念物に指定されていました。しかしその後、時代の変化と共に植生が変わってしまったことから、近年は少々寂しい雰囲気となっています。

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    そして、ようやくお目当ての石神井城址に到着。実はこの石神井城を治めていた豊島氏は、江戸城を築いたことで知られるあの太田道灌と戦って敗れたライバル。当時はこのあたり一帯を領有しており、同じ練馬区にある「としまえん」も、この豊島氏が持っていたもう一つの城・練馬城の跡に立っているそうです。

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    城址ということもあって、周囲にはこの石神井城の歴史や構造などに関する詳細な説明も。

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    プレートに書かれた説明によると、城郭部分はちょうど三宝寺池の奥に位置しており、池と城との間には、土塁や空壕が配置され、敵の侵入に備える構造となっていたようです。

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    この遊歩道を挟んで左手が城、右手が池。じっくり眺めていると、当時の雰囲気がうっすらと浮かび上がってきそうです。

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    やはり城のメインとなる部分に近づくにつれて、周囲よりも小高くなっているのがよくわかります。おそらくこの奥に館などが建っていたのでしょう。

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    保護のためのフェンスで仕切られているため、普段は中に入ることができませんが、催し物などの特別な時には、限定して開放されることもあるとか。興味のある人はそうした機会を狙って参加してみては如何でしょうか。

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    こちらが城のメインにあたる部分。照姫たちもこのあたりで生活していたのでしょうか。

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    一通り散策を終えたら帰路に。お城があった場所だけに、来た道を振り返ってみると、今更ながら意外と勾配があることに気づかされます。

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    なお、公園の中には、ドラマ『孤独のグルメ』に登場した『豊島屋』さんも。城跡めぐりの後には主人公・井之頭五郎さんになったつもりで、名物のカレー丼やおでんなどに舌鼓を打つのもまた一興です。