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    volume 15515
  •     沖縄・久高島で食べられるウミヘビのスープとは! 名物のイラブ―汁を初体験
    沖縄・久高島で食べられるウミヘビのスープとは! 名物のイラブ―汁を初体験
    食事処 とくじん
  •     石狩ジュンコ

    沖縄と言えば、同じ日本とは思えないくらい異国情緒漂う食事が楽しめるのもひとつの魅力。沖縄本島から東に位置する離島の久高島では、島で作られるエラブウミヘビ(イラブ―)の燻製を使ったメニュー、その名も「イラブ―汁」が味わえるということで、体験しに行ってきました!

  •     石狩ジュンコ

    訪れたのは、久高島の食堂「食事処 とくじん」さん。久高島は、神様が最初に降り立ったと言われ、琉球開闢の歴史が始まったとされる島。もちろん沖縄本島でもイラブ―汁を提供しているお店はありますが、琉球王国の宮廷料理の流れを汲む伝統料理のイラブ―汁をここ久高島で食べるのはまた格別なものがあります。

  •     石狩ジュンコ

    店内ではまず、食券を買います。大きく宣伝された美味しそうな「久高御前」(税込1200円)にも心が揺さぶられながらも、目的である「イラブ―汁御前」(税込2000円)のボタンをポチリ。に、2000円…っ⁉ なかなかの値がしますが、これはもう味に期待するしかない!

  •     石狩ジュンコ

    注文して待つこと数分。来ました、イラブ―汁御前! イラブ―汁のほかに、刺身や小鉢など盛りだくさんの御前です。そして右下がイラブ―汁。黒々としたウミヘビが、堂々と佇んでいます。

  •     石狩ジュンコ

    もともとは神事に関わるノロ(祝女、神官の女性のこと)だけが漁業権を持っていた歴史のある、貴重なイラブ―。捕獲したイラブ―は血抜き、乾燥、燻製を経て保存をし、時間をかけてもどして煮込んで汁にしたものがイラブ―汁となります。こちらのお店では、イラブ―のほかに豚足(テビチ)、昆布、大根、野草などの具だくさんです。

  •     石狩ジュンコ

    イラブ―だけを箸で取り出してみました。おぉ…、とにかくウロコが凄い…っ! これは事前に調べていた時に、食べたことのある人からの「見た目だけでちょっと苦手」という感想がチラホラ見受けられたのも頷けます。

  •     石狩ジュンコ

    逆側を見てみると、食べやすいサイズにブツ切りされていて、身がギッシリと詰まっていることがわかります。イラブ―がまるごと煮込まれているため、骨も入っていますね。なかなかグロテスクでもあります。

  •     石狩ジュンコ

    様々な角度からの観察が済んだところで、覚悟を決めて一口イラブ―を食べてみました。パクッ!

  •     石狩ジュンコ

    おや⁉ 思っていたよりも…、美味い!!!! 味は臭みや苦みがすごいのかなと思っていましたが、意外にも淡泊で食べやすい! 味はかつおのような魚に近いです。

  •     石狩ジュンコ

    ウミヘビと聞いて想像するようなぐにゃぐにゃとした気持ち悪い食感もなく、ホロホロと口の中で砕けていきます。ウロコがグロかった皮も食べてみるとプヨプヨとして柔らかく、簡単に噛み切れました。

  •     石狩ジュンコ

    皮だけをはがしてみるとこんな感じ。生のイラブ―は相当臭みが強いらしいのですが、燻製にした後、さらに長時間手間暇をかけてじっくり煮込まれているので、クセや雑味もなく、骨まで丸ごととっても食べやすいイラブ―になっています。

  •     石狩ジュンコ

    皮だけをはがしてみるとこんな感じ。生のイラブ―は相当臭みが強いらしいのですが、燻製にした後、さらに長時間手間暇をかけてじっくり煮込まれているので、クセや雑味もなく、骨まで丸ごととっても食べやすいイラブ―になっています。

  •     石狩ジュンコ

    滋養強壮に良いとされるイラブ―。イラブ―汁を食べた次の日の朝は、気のせいかもしれませんが、旅の疲れが残らず、寝起きが良い感じがしました。ということで帰り際にお土産として粉末のイラブ―を購入。こちらは完全にかつお節の香りがする粉末で、お味噌汁や炒め物などに入れることで、イラブ―の栄養を摂取することができるのだとか!

  •     石狩ジュンコ

    ちなみに久高島にある数軒の飲食店のうち、こちらの「さばに」さんでもイラブ―汁を食べることができます。見た目に反して、風味が良く、高タンパクな美味しさのあるイラブ―汁。皆さんも歴史あるこの久高島で、滅多にできないイラブ―汁体験を是非。