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    volume 15268
  • 猫の本屋で
    猫の本屋で"キャッと"なってみた件
    神保町にゃんこ堂
  • 鼻毛の森

    どうも、理想論撲滅専門のシンガーソングライター鼻毛の森です。
    東京の雨空にも雪が紛れ込んだ2月上旬某日、僕は神保町駅に降り立ちました。
    今回の目的地は、猫本専門の書店としてその筋で有名な『神保町にゃんこ堂』。
    住所表記的には『姉川書店』内と記されているので母体の看板を頼りに…なんて駅4番出口すぐなのであっさり発見。なんたる一等地。
    書店の一角を間借りしてる感じなのかしらね。その規模が気になるところです。

  • 鼻毛の森

    ちなみに記者(鼻毛の森)は猫と共同生活を始めて3年目。
    養う以前よりは性格が穏やかになったと評判で、もはやただのいい人です。
    本業の楽曲歌詞は相変わらずえげつないですがその話はまた後日。たぶんしませんけど。

  • 鼻毛の森

    店内に入ると、"ザ・本屋のご主人"オーラを放つナイスなおじ様、『姉川書店』店主の姉川二三夫さんが出迎えてくれました。書店歴40年の大ベテラン、話しかけやすそうな出で立ちはもはや安心感の塊です。
    鼻毛:すみません。猫の本を目当てに来たんですけどどのあたりに…。

  • 鼻毛の森

    姉川:私の右手側あたりからですかね。ゆっくり見ていってください。
    鼻毛:あ、壁一面…けっこうがっつりスペース使ってるんですね。

    猫ブームとは言え、想定以上の品目数にびっくり。
    これはコーナー(一角)どころの規模ではありません。記事的には絵になって嬉しいです!

  • 鼻毛の森

    実は『にゃんこ堂』名義での選書と店内ディスプレイを担うのは、『姉川書店』店主の娘・ユウコさん。 接客応対は基本、『姉川書店』と並行して店主夫妻(親)が担っています。
    確かにおススメ猫本の手書きPOPは若い女性の字体。解説も猫好き女性の目線あってのアプローチです。

  • 鼻毛の森

    ただ、親子で一緒に創る微笑ましい書店…ぐらいに思っていたらとんでもない!
    逆サイドの壁一面にも写真主体の猫関連本がびっしり。
    写真家のナイスな撮りおろし写真も多数展示され、ちょっとした猫ギャラリーが成り立ってしまっており、不在なのに娘・ユウコさんの存在感が際立ちます。

  • 鼻毛の森

    店主:あ、真ん中の列もそうですよ。うちの扱いは今、9割が猫の本なので。
    鼻毛:9割?
    逆に1割の本はなにがあるのでしょうか。

  • 鼻毛の森

    これはもはや『にゃんこ堂』内の『姉川書店』なのでは…なんて失礼なことは言いません。

  • 鼻毛の森

    鼻毛:もしかして…乗っ取り???
    店主:いやいや、これは自然な…むしろありがたい流れなんですよ。
    なんでも個人書店である『姉川書店』は近年の雑誌不況による売り上げ低下…だけにとどまらず、大型書店の台頭で人気書籍の入荷も滞る状況だったとか。店全体が品薄となった3年前、猫好きの愛娘・ユウコさんが「新刊に頼らない書棚づくり」の一環として提案したことが転機となったそうです。
    店主:でもまあ、ここまで反響があるとは思いませんでした(笑)
    実は犬派の姉川(父)さん。メディアの露出も続き、全国からの来客が増えるなど、想定以上の猫ブームと招き猫効果に日々驚いたそうですね。
    後日、ユウコさんに(メールで)伺ったところ、『にゃんこ堂』を構えた直後の2013年夏あたりから猫ブームがヒートアップしたので、「とにかくタイミングがよかったに尽きる」とも。
    なんですか。家族で危機を乗り越えたいい話じゃないですか。人聞きが悪くてすみません。

  • 鼻毛の森

    ちなみにユウコさんの家族で「猫店長」の役職を持つリクオくん(写真右)も基本出勤はしないそう。
    さすがの重役扱い?(嘘)今日も店に訪れる全国の「猫好き」を高いところから見守ります。

  • 鼻毛の森

    『にゃんこ堂』は、今や500種2500冊に及ぶ猫関連本が「立ち読み」できる夢の猫空間。
    読破を目指すのは完全に営業妨害ですね。
    とはいえ、初心者はこれだけ本があると選ぶだけでも相当の時間を要しそう。

  • 鼻毛の森

    ところが、店頭にはそんな迷える人のために『にゃんこ堂』監修の本を紹介する本「猫の本100選」も販売されているそうで。
    いちいちかゆいところに手が届きますな(笑)
    ちなみにこの本は全国発売ながら『にゃんこ堂』だけで500冊以上の販売を記録したのだとか。
    店主:本屋全盛の時代でもそんな書籍はあまり記憶にありません(笑)

  • 鼻毛の森

    さあ、記事的には撮れ高も十分だし、残り時間の許す限りお好み(の本)を選ぼうかしら…なんて店内をうろついていたら店内には新たな来店客の姿が。

  • 鼻毛の森

    いや、新たな来店客だけど、個人的には新たではなさそうな来店客の姿です。

  • 鼻毛の森

    ま、またしても現れました!たまたま居合わせた(?)彼は、キタコレ読者にはお馴染みの“資格依存症男”「鈴木秀明」さん。タマタマ…猫だけに!
    総合情報サイト「オールアバウト」で資格ガイドを務め、雑誌特集記事の監修や資格関連書籍の執筆、資格取得のコーチング、試験の主催元団体へのコンサルティングやプロモーション支援など、資格・検定にまつわる全てに関わるまさに「資格のプロ」です。
    ※2月15日現在の獲得数は500個。おめでとうございます。
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  • 鼻毛の森

    鈴木:あ、今度は「ねこ検定」初級を受けるんですよ。その勉強用に模擬試験付きのガイドブックを。
    鼻毛:「ねこ検定」…?このガイドブックもまさか。

  • 鼻毛の森

    そのまさかです。3月26日に初試験が催される新たな資格試験「ねこ検定」…その公式ガイドブックもまた『にゃんこ堂』プロデュースという新展開。しかも試験会場は全国5か所…ってもはや個人書店の仕事じゃありません。どれだけアクティブやねん。
    検定は、歴史や文化・生態や飼い方・最近の作品までの幅広い「ねこ」知識を問うもので、4択マークシート100問を60分で解き、初級中級ともに70点合格というなかなかの難関…むしろニャン関です。
    2月末まで受験者は受け付けているそう。急ぐ人は急いで!
    ねこ検定情報はこちら!

  • 鼻毛の森

    現在空前の猫ブームと言われていますが、生き物を育てるということは思うほど簡単なことではありません。 なので、逆に『にゃんこ堂』や「ねこ検定」を通して、自身の興味が真剣なものなのかどうか試してみるのもアリかと。それだけでもまず「幸せだと思うこと」ができますから。
    あ、そういえばそんなタイトルっぽい曲が鼻毛の森ベスト『GRAY-TASTE FITS』の11曲目あたりに収録されておりましたので、店頭で探していただけたら幸いです。もちろんCDショップでです。『にゃんこ堂』では取り扱いがありませんので…あ、別に取り扱ってもいいですよ?むしろ大歓迎です(嘘)

INFORMATION

PLACE神保町にゃんこ堂

神保町にゃんこ堂
住所: 神田神保町2-2(姉川書店内)
営業時間: 10:00~21:00、土曜祝日12:00-18:00
定休日: 日曜
TEL: 03-3263-5755
HP: http://nyankodo.jp/
備考:

2017年2月22日配信

PERSON鼻毛の森

鼻毛の森
「残念な現実」を歌詞に綴った"アウトレットJ-POP"を世に送る「脱理想論」特化型シンガーソングライター。
「誰でもよかっただから君でもよかった」「幸せだと思うことにするよ」「だから言ったのに」..."現実的過ぎる"表題・歌詞に"王道すぎる"メロディ・サウンドを重ねた意図的な違和感が秀逸と話題に。
CX「アウト×デラックス」などあらゆるメディアを通じて「プチ炎上」による拡散を続ける傍ら、業界内で高く評価される「言葉の妙」を活かし、ラジオパーソナリティ、司会者、コラムニスト、フリーライターとしても活躍中。
北陸新幹線開業で潤う石川県金沢市在住だが、その恩恵は直接受けていない。