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    volume 14817
  • クリスマスなので富山ブラックを驚きの白さにしてみた
    クリスマスなので富山ブラックを驚きの白さにしてみた
    らぁめん次元
  • 鼻毛の森

    北陸在住(理想論撲滅シンガーソング)ライター、鼻毛の森です。
    懐事情にも冬の気配しか感じられない私ですが、キタコレ編集長熱望の“クリスマスらしい”記事を書き上げるべく、行ける範囲の隣県・富山県高岡市まで北上しました。
    そう、クリスマスといえば雪景色、いわゆるホワイトクリスマスの絵面が欲しいなと。

  • 鼻毛の森

    しかし、ここ数年は北陸も雪不足。12月中旬(取材日)時点での積雪はゼロでして。
    雪が望めないならせめてそれ(雪)に代わる白いモノを…なんて漠然と高岡駅周辺をうろついてみたところ、いかにもあったかそうなお店、ラーメン屋さんに遭遇します。
    名前は『次元』。グルメ記事もいいなあ…などとも描きつつ、とりあえず、冷めたテンションと体を温めるべく暖簾をくぐってみます。

  • 鼻毛の森

    巷の話によると、こちら『次元』は、ご当地ラーメンブランド「富山ブラック」を提供する人気店なのだそうで。
    「富山ブラック」とは、過剰な濃度が際立つブラックペッパー入り醤油ラーメンのこと。その見た目から黒すぎるスープは決して嫌がらせではなく、戦後復興に勤しむ労働者の「白飯のおかずになるように」と発祥店が作ったむしろ優しい潤いです。
    『次元』では、そんな伝説的な優しさをオリジナルレシピで引き出し、万人向けの"濃いのにくどくない"を実現した「黒醤油らーめん」を提供しているのです。

  • 鼻毛の森

    ああ、本当に美味しそう…ですが残念!
    今日の私が求めているのは“優しさ”ではなく“白さ”なのです。

  • 鼻毛の森

    そんな個人的事情を店主の長徳俊彦さんにぶつけてみることにしました。
    ほら、お客様あっての飲食店ですから。(身勝手)
    ちなみに今日の記事はクリエ●ターズファイルではなく本物の店主がお相手です。※記者の個人的見解です。

  • 鼻毛の森

    鼻毛「えっと。黒醤油らーめんを…醤油抜きで。」

  • 鼻毛の森

    長徳「あなた何言ってるんだ?黒でもない、醤油でもない、それが何ラーメンだというんですか!」

  • 鼻毛の森

    鼻毛「分かってるんです。おたくの看板メニューが、黒いラーメンだってことは。
    こだわりがあるのも十分承知です!
    ですが…ですが今日だけは"白い絵面"が欲しいんです!!!!!」

  • 鼻毛の森

    「今回だけですよ」と、(たぶん)大人の対応で厨房に入ってくれた長徳さん。
    さあ、登場しますよ。キタコレ、スペシャルオーダーの"ホワイト"な一杯が!

  • 鼻毛の森

    黒醤油ラーメン!黒醤油、黒コショウ抜きー。
    ※もちろん非売品です。

  • 鼻毛の森

    どんぶりの底が見えるスープはホワイトというよりむしろクリアー。
    ですが、どんぶりのカラーに助けられ驚きの白さに。
    条件はクリアしました!透明だけに。

  • 鼻毛の森

    ただ、その代償として…味とコク、大変なモノを奪われました。
    カリオストロ…むしろラストクリスマスです。
    ※記者の自業自得です。

  • 鼻毛の森

    このままでは「あとでスタッフがおいしくいただきました」という定番クレジットも嘘っぽくなります。
    食べ物は大切に…かつての大人たちのアドバイスが頭をよぎりましたので、とりあえず“ちょうどいい”ぐらいまで自慢の醤油ダレを足してもらうことにしました。
    店主の長徳氏直々に垂らしてもらいます。

  • 鼻毛の森

    納得のいく味を求めて少しずつ足して、混ぜていきます。
    鼻毛「もうちょっと濃い方がいいかな…もう一声!もう一声!」

  • 鼻毛の森

    結局、『次元』本来のタレ、黒コショウの分量あたりでちょうどよく着地。
    これでスタッフ(記者=鼻毛の森のみ)もおいしく頂けました。
    遠回りしてごめんなさい。そして、ただいま。
    しかし…ブラックって、やっぱりいいもんですね!(晴郎)

  • 鼻毛の森

    今回の取材で改めて学んだことは「受け入れることの大切さ」。
    自分らしさもいいですが、プロの意見を全面的に信頼する謙虚な姿勢もまた、人の歩むべき道なのではないでしょうか?
    あまり自我を押し通すと、今回みたく「だから言ったのに!」と指摘されるような残念な結果になるかもしれませんよ!
    あ、たまたまそんなタイトルの楽曲が、私めのCDベスト盤『GRAY-TASTE FITS』の2曲目ぐらいに収録されていたような気がします。
    白と黒の間を駆け抜けた今回の記事にもぴったりな内容なので、お買い求めの上、ご確認くださいね!
    むしろ、クリスマスプレゼントにいかがでしょうか。ね、サンタさん。

INFORMATION

PLACEらぁめん次元

らぁめん次元
住所: 富山県高岡市末広町1-8 ウイング・ウイング高岡 1F
営業時間: 【火~土・祝・祝前】 11:30~22:00 (L.O.21:30)
【日】 11:30~18:00 (L.O.17:30)
定休日: 月曜日(祝日の場合は火曜)
TEL: 0766-25-2598
HP: http://jigen-toyama.com/
備考:

2016年12月22日配信

PERSON鼻毛の森

鼻毛の森
「残念な現実」を歌詞に綴った"アウトレットJ-POP"を世に送る「脱理想論」特化型シンガーソングライター。
「誰でもよかっただから君でもよかった」「幸せだと思うことにするよ」「だから言ったのに」..."現実的過ぎる"表題・歌詞に"王道すぎる"メロディ・サウンドを重ねた意図的な違和感が秀逸と話題に。
CX「アウト×デラックス」などあらゆるメディアを通じて「プチ炎上」による拡散を続ける傍ら、業界内で高く評価される「言葉の妙」を活かし、ラジオパーソナリティ、司会者、コラムニスト、フリーライターとしても活躍中。
北陸新幹線開業で潤う石川県金沢市在住だが、その恩恵は直接受けていない。