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    volume 14463
  • 羽後町は気軽に立ち寄れる飲食店がいっぱい!
    羽後町は気軽に立ち寄れる飲食店がいっぱい!
    秋田県雄勝郡羽後町
  • 山内貴範

    旅の醍醐味といえば、その土地ならではの食事ですよね。羽後町には既に紹介した「道の駅 うご」のほかにも、おいしい食を楽しめるスポットがたくさんあるのです。回りきれなかったのですが、いくつか巡ってきましたので、一挙に紹介します! 「道の駅」から徒歩約5分で到着する「CAFE OHZAN」は、かつて「対川荘」という別荘として利用されていた施設を、カフェにしたものです。冬期間や平日はお休みなので、なかなか行くことができないプレミアムなお店ですが、開店日を狙って行く価値があります。

  • 山内貴範

    広大な庭園を眺めながら、優雅にランチをいただくことができるなんて、都会では味わうことができない贅沢ですよね。ランチコースの「クロワッサンサンド ランチ」1,296円で、クロワッサンサンドのほか、サラダ、スープ、ドリンク、デザートが付きます。また、こちらで作られているお菓子「クロワッサンラスク」は、銀座三越など都内の百貨店で大人気になっています。東京在住の方はぜひ、こちらをお買い求めを!

  • 山内貴範

    続いて、田代地区にある「レストラン結心」をご案内。ここの名物は「納豆ラーメン」! 納豆といえば茨城県水戸市が有名ですが、実は秋田県は納豆発祥の地という伝説があるほど、納豆を愛してやまない県民なのです。「おまちどうさまです~!」と、どんぶりを運んできたのは笑顔がステキな小野禮子さん。納豆ラーメン、見た目は普通の味噌ラーメン。これだけでも食欲をそそるのですが、いったいどこに納豆が…??

  • 山内貴範

    すくってみて納得! 納豆の粒が下に沈んでいたのです。さっそく麺と一緒に口に運んでみると、絶妙なマッチング! 「納豆ラーメン」は、もとは「川反食堂」という食堂の看板メニューでしたが、数年前に閉店。その味を惜しむ人が多く、店主のアドバイスを受けながら味を再現し、満を持して復活させたものなのだそうです! 地元の人たちに愛される味が守られたことに、感動を覚えました。

  • 山内貴範

    さて、羽後町は人口15,000人の小さな町なのですが、中心部の西馬音内地区には、居酒屋やパブなどのお店がたくさんあります。旅行に訪れても、食事には困りません。さすがは“酒どころ秋田”ならではですね。町民にはお酒好きの方が多いようで、地元の方々に愛されているお店がたくさんあるといいます。町内を歩いていると、「おどりの里 酔亭」というお店を発見。さっそく店内に入ってみました。

  • 山内貴範

    店内で晩酌していたのは、左から三橋真知子さん、菅野由佳子さん、小野公平さんの3人。三橋さんと菅野さんは中学時代の同級生で、今日、久しぶりに再開したばかりなのだとか。羽後町の魅力について、お話をうかがってみました! 三橋さんによると、どんなに離れて暮らしていても羽後町の人は郷土愛が強いのだそうです。「テレビで秋田県の話題が出ていると、つい見てしまうんですよね。高橋優さんが秋田県出身というだけでも、反応してしまいますし(笑)」

  • 山内貴範

    菅野さんは羽後町を代表する伝統芸能、「西馬音内盆踊り」の踊り手でもあります。「幼稚園の頃から習っていますので、もう身体に染み付いているというか、笛の音を聞くと無性に踊りたくなってきますね」 当日にかがり火の準備などを行っている小野さんは、「幻想的な雰囲気で、何度見ても気分が高揚しますよ」と話します。こういった地元の熱意ある若者たちが、伝統を未来へと受け継いでいくのですね。「西馬音内盆踊り」は、毎年8月に3日間だけ開催されますので、足をお運びください!(※写真は盆踊りのイメージカットです)

  • 山内貴範

    「酔亭」では、羽後町ならではの食材を使った郷土料理も味わえます。この日いただいたのは、秋にぴったりのマイタケの腕物や…

  • 山内貴範

    この地方ではお馴染みの山菜、“ミズ”のおひたしなどが出てきました! 季節によってお通しも旬の山菜が提供されるそうです。また、今回は取材できませんでしたが、食後の一杯として味噌チャーシューメンも絶品なのだとか!

  • 山内貴範

    「酔亭」の店主の藤原伸男さんご夫妻。「事前に予算を伝えていただければ、羽後町ならではの料理を準備いたしますよ!」とのことですので、来店前に電話予約がおすすめです。藤原さんによれば、羽後町はスポーツも盛んで、国体ではホッケーの会場にもなったのだとか。現在、娘さんがホッケーの選手として奈良県の高校に進学しているそうです。これからの活躍が楽しみですね!

  • 山内貴範

    「酔亭」で気分が盛り上がったところですが、まだまだ羽後町の夜は終わりませんよ! 7月にオープンしたばかりの「ワインバー 蔵しこ」を訪れました。市街地を活性化させたいと願うオーナーの強いこだわりで、空き家だった古い町家を再生。店内外に和モダンな雰囲気が漂っています。深夜まで営業しているので、飲食したあとに気軽に向かえるのも嬉しいですね。

  • 山内貴範

    黒を基調にした落ち着いた雰囲気の店内には、ワインのボトルがずらり! オーナーの後藤裕樹さんがワイン好きで、世界各地から集めたワインを味わうことができます。価格帯は、1杯500円~900円なので、お手軽に味わえます。また、インテリアは世界に誇る技術で知られる“秋田木工”製の家具を使用。秋田ならではのこだわりを、いたるところに感じることができるのです。

  • 山内貴範

    さっそくワインが運ばれてきました。背景にあるのはチーズの盛り合わせ(1,500円)で、とてもリーズナブル。ひと口つまんで、ワインを口に運べば至福の時間に。羽後町の夜が、ゆっくりと過ぎていきます…!

  • 山内貴範

    さて、取材陣が宿泊した旅館もここで紹介しておきましょう。「道の駅」や西馬音内のお店にも徒歩でアクセスしやすい「川原田館」は、和賀一男さん夫妻と息子さん夫婦で営んでいる、小ぢんまりとした雰囲気の宿です。家庭的なあたたかいおもてなしが愛され、「西馬音内盆踊り」で羽後町に来るたびの定宿にしている観光客も多いのだそうです。

  • 山内貴範

    「川原田館」の自慢は、その食事にあります。毎日が創作料理で、連泊しても同じメニューが並ぶことがありません。おかずの種類も豊富で目移りしてしまいそうですが、取材陣がもっとも感動したのが、ふっくら炊き上げられたご飯。さすがは日本屈指の米どころ、秋田。“あきたこまち”の旨さは格別ですね! 手作りの食事を存分に楽しめるメニューで、1泊2食付6,500円~(税別、時期によって変動あり)ですから、オトク感満点です!

  • 山内貴範

    羽後町のお土産を買い求めるなら、「道の駅」が便利ですが、街の中心部にあるお土産の専門店「趣味の店 ながや」もおすすめです。建物は昭和初期に建てられたという伝統的な町家の造り。ここまでなら、地方によくある昔ながらのお店の趣なのですが、「ながや」の真髄はその店内にあるのです。

  • 山内貴範

    な、な、なんですか…! この懐かしすぎるおもちゃの数々は! 「南国少年パプワくん」と「オーレンジャー」のぬりえ、いったい、いつの商品なんですか、これは(笑)!? このほかにも、パッケージが色褪せたガンダムやお城のプラモデルなどが所狭しと陳列され、見ているだけで楽しめます。他の追随を許さない独特の雰囲気から、その筋の人たちからは“カオスながや”と呼ばれ、愛されているお店なのです。

  • 山内貴範

    いかがでしたか? 羽後町は飲食店もたくさんありますし、不思議な雰囲気を醸しだすスポットもたくさんあり、日帰りではもったいないほど魅力的な町なのです。ぜひ、連泊をおすすめします。これから東北地方は本格的な紅葉シーズン、羽後町の山間は真っ赤に色づきます。冬には雪が降って、幻想的な趣が感じられますよ。都会の喧騒を離れて、羽後町の旅にでかけてみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

PLACE秋田県雄勝郡羽後町

秋田県雄勝郡羽後町
住所: 秋田県雄勝郡羽後町
HP: http://www.town.ugo.lg.jp
備考:

CAFE OHZAN
住所:秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字川原田12-2
営業時間:11:00~16:30 (L.O 16:00)
定休日:平日、10月中旬頃~4月下旬まで(変更あり。事前にホームページなどで要確認)
TEL:0120-129683
HP:http://www.cafe-ohzan.com/


レストラン結心
住所:秋田県雄勝郡羽後町田代字梺114-1
営業時間:昼の部11時~14時、夜の部は予約制。
定休日:火曜
TEL:0183-67-2120
HP:http://www.yushin.akita.jp/


おどりの里 酔亭
住所:秋田県雄勝郡羽後町西馬音内橋場12
営業時間:17時~23時
定休日:火曜(2~3日前に事前予約があれば営業)
TEL:0183-62-4118


ワインバー 蔵しこ
住所:秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字本町109
営業時間:月~木曜は19時30分~24時(L.O.23時30分)、金~土曜は~翌1時(L.O.翌0時30分)
定休日:日曜(翌月曜が祝日の場合は営業し、月曜休)
TEL:0183-55-8384


川原田館
住所:秋田県雄勝郡羽後町西馬音内川原田81-1
営業時間:チェックイン15時、チェックアウト10時
定休日:無休
TEL:0183-62-2131


趣味の店 ながや
住所:秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字本町84-1
営業時間:9時~19時
定休日:無休
TEL:0183-62-2441

2016年11月30日配信

PERSON山内貴範

山内貴範
実は羽後町、人口15,000人台という小規模な街なのですが、スナックやパブも結構充実しているんですよ(笑)。今回の取材では、行きませんでしたが!