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    volume 14462
  • タイ北東部の伝統的な藍染手織り布 南国情緒あふれる原始的スタイルを体験
    タイ北東部の伝統的な藍染手織り布 南国情緒あふれる原始的スタイルを体験
    Kram Sakon(クラムサコン)
  • 石狩ジュンコ

    タイ北東部のサコンナコーン県は、国内でも有名な藍染手織り布の町。鮮やかな明るい青色から、渋めの青色など色のバリエーションも豊かに、サコンナコーン原産のクラムという植物を使って昔ながらの手法で作られています。

  • 石狩ジュンコ

    やってきたのは、サコンナコーン県にある「クラムサコン」という工房。ここは、テキスタイル(織物)のプロデューサーグループがこの地方の伝統的な藍染製品の制作や、国内外とのビジネスのために設立したところです。今回はこちらで藍染体験をさせてもらいました! 

  • 石狩ジュンコ

    まずは見本の中から作りたい模様を選びます。筆者は、シンプルながらブルーのキレイさが映えるこちらのTシャツを作ることにしました。なぜなら、工房で働く超絶可愛いお姉さんが着ていたからとっても可愛く見えたからです!

  • 石狩ジュンコ

    こちらが染める前の下準備に必要な道具たち。ビニール袋、輪ゴム、クリップ、重しとなる木材など。特別なモノは何一つありません。

  • 石狩ジュンコ

    下準備の工程はとっても簡単で、染めたくない部分をビニールで覆って、ヒモと輪ゴムできつく縛るだけ! 私が選んだ模様に必要なことはたったこれだけでした。ゆるいと、ビニールの中に原料が入ってしまってキレイに染まらない訳ですね。教えてくれたお姉さんにそれ以外のコツを聞くと「ない!」と笑顔で返答されました(笑)

  • 石狩ジュンコ

    ビニールで縛る下準備が完成したら、いよいよ原料で染めていきます。分厚いエプロンと手袋をしっかりはめ、クラムから抽出した原料の入ったツボの中にドボン! 入れたら、しっかり色がつくように力強くモミモミしていきます。

  • 石狩ジュンコ

    いったん引き上げて、2分ほどの小休憩。そして再び、ドボンしてモミモミ! 二度漬けすることで、キレイなインディゴブルーがしっかりと染み込むんだそうです。それにしても、このモミモミする作業が結構力が必要で大変でした…。ヘラヘラしながらやっていたら「もっとしっかりもみこんで!」とお姉さんに叱咤激励されてしまいました。

  • 石狩ジュンコ

    やっと作業を終えて休憩をしていた矢先、チラっと工房を覗くと、プロが厳しい目をしながら染まりの足りない部分をギュッギュッと補強してくれています。スミマセン…やはり観光客の拙いモミモミでは足りなかったみたいです。

  • 石狩ジュンコ

    布に原料がしっかり定着するように、最終工程として工房のお姉さんたちが素手でゴシゴシと水洗いをしてくれています。原始的でシンプルな方法が、伝統文化を感じさせてくれます。

  • 石狩ジュンコ

    余談ですが、タイでは町の屋台やお店、施設などどこに行っても女性が多く働いている印象を受けました。無口でシャイながらも、誰もが声をかけると微笑んでくれて、本当に「微笑みの国」! このお姉さんがとっても可愛くて何枚も写真を撮ってしまいました。きっと、「何枚撮るんだよ」と思っているでしょうにこんな風に笑ってくれて有難い…。

  • 石狩ジュンコ

    すべての工程が完了したら、あとは乾かすだけ! 後ろにある、ドでかい葉っぱを蓄えた木も相まって、竹で作った物干し竿に干していくところが南国情緒を強烈に感じさせていました。こちらで乾かし、2日後には完成品を受け取れるとのこと! さあ、どんなTシャツが完成するのか!

  • 石狩ジュンコ

    ちなみに、こちらの工房ではこんなオシャレなお土産も売っていました。テキスタイルのプロデューサーたちが関わってくることもあって、スニーカーやキャップ、ストールなど可愛いオシャレアイテムが並びます。こうした、伝統的な染物と現代的なデザインが融合した商品が人気なんだそうです。

  • 石狩ジュンコ

    そしてドン! こちらが完成したTシャツです。見本よりも渋めの藍色が印象的な、なんとも格好良い感じに出来上がりました! 白に近い部分がビニールで縛った跡でギザギザしていますが、これがまた味のある模様になって素敵な仕上がりになりました!

  • 石狩ジュンコ

    バンコクでは味わえない現代まで続くタイ北東部の伝統文化を体験し、そして何よりもここで働くタイ人女性たちの可愛らしさに癒されて工房を後にしました。みなさんもクラムサコンで貴重な藍染体験をして、世界で1つだけのTシャツを作ってみてください。