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    volume 13922
  • これぞタイ王朝の威厳!  ド迫力な王宮寺院「ワット・プラケオ 」
    これぞタイ王朝の威厳!  ド迫力な王宮寺院「ワット・プラケオ 」
    ワット・プラケオ
  • 石狩ジュンコ

    バンコク最大の観光地といわれるのが、「エメラルド寺院」という通称でも知られる「ワット・プラケオ」(正式名称はワット・シーラッタナーサーサダーラーム)です。1782年に、ラーマ1世が現在のタイ王朝であるチャクリー王朝を開いた時に護国寺として建てた、由緒ある王宮寺院。王宮専用の仏教儀式の場でもあります。ラーマ1世からラーマ5世までの王がここを住居としていた、バンコクの中でもメイン級の観光スポットです。

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    ワット・プラケオは、バンコク市内の中でも「王宮エリア」といわれる場所にあり、寺院の入り口まで行くには最寄り駅(MRTフアランポーン駅、BTSナショナルスタジアム駅など)から「トゥクトゥク」(三輪タクシー)かタクシーなどに乗車する必要があります。ということで、トゥクトゥクに乗って、ワット・プラケオまで向かってみました。運転手のおじさん、よろしくお願いします!

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    初めてのトゥクトゥク、超楽しい~!! 道路は混んでいるにも関わらず、運転手はなかなかスピードを出します。風がとても気持ち良いのですが、アクセサリー作りにでも使われそうなテグス(糸)だけで網がかかっており、座席が外にむき出しなので若干怖かったです。そして写真を見ての通り、ワット・プラケオの入り口付近に着くと、かなりの数の観光客を乗せたトゥクトゥクでごった返していました。

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    門をくぐって敷地内に入ると、人、人、人でとんでもないことになっていました。ワット・プラケオの敷地内はとても広く、なんと面積は21万8000平方メートルほどあります。見るべき建物もたくさんありますが、とにかく人が多いので、観光にはある程度のまとまった時間を確保しておくことをおすすめします! ちなみに入り口付近では日本語で書かれた王宮案内が無料配布されています。

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    武装した護衛兵が近くを歩いていました。このワット・プラケオ、実は服装チェックがあり、タンクトップやミニスカートなどの露出度の高い恰好では入ることができず、NGになると有料で貸し出している服で入らなければなりません。さらに入場料は500バーツ(約1500円)となかなかの値段。それほど格式の高い場所だということですね。

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    左に「デデーン!」と建っているキンピカの建物は、仏舎利が安置されている黄金の仏塔「プラ・シーラッタナチェーディー」で、スリランカ様式を用いて造られたもの。そのまばゆいほどの荘厳な輝きに思わず「おお!」と声が漏れてしまいました。真ん中のピラミッド状に層を重ねている建物は、大理石の台座の上に建てられた経堂「プラ・モンドップ」で、三蔵経(仏教の経典)が納められています。

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    プラ・モンドップに近づいてみました。奥に見えるのが、ラーマ1世からラーマ8世までの彫像が安置されている「プラサート・プラテープ・ビドーン」です。この辺りに来るとわかりますが、隣にある金ピカのプラ・シーラッタナチェーディーに目を奪われがちなものの、このプラ・モンドップはとにかく装飾のひとつひとつが繊細で豪華なんです。

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    プラ・モンドップの下部に施されている装飾。ものすごく緻密な作りです。建物すべてが完成するのにどれほどの時間がかかったんだろう……。柱や壁、屋根に至るまでこのような精巧な細工がなされているので、じっくり眺めていても全然飽きません。

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    ちなみに、中に入ることはできません。外敵の侵入を防ぐために、入り口には鬼、その下には蛇の像が警備をするデザインになっているのも、またグッとくるポイントです。

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    こちらはラーマ1世が両親のために建てたという仏塔「プラ・スワンナ・チェディ」。周囲の大きな塔やお堂に比べると、だいぶコンパクトサイズですが、寺院内でもっとも古く建てられた貴重な塔です。おや、何やら建物の下の方に動物らしき姿が見えます。

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    古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に出てくるヤック(鬼神)とモック(猿神)が台座を支えています! しかもカラフルでひとつひとつ顔が違っていて超可愛い~、ひとつ持って帰りた~い。靴を履いている方のヤックは魔除けの神様で、裸足のモックはその相棒なんだそうです。これはこの寺院最大の女子ウケポイントです!

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    そしてそのお隣には、上半身は人間の男性、下半身は鳥というケンタウルス状態の像が。タイのラーマーキエン神話に出てくる伝説上の生き物「キンノーン」です。ワット・プラケオ内はさまざまな神が守っているということがよくわかります。

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    こちらが、エメラルド仏寺院の本堂入口です。この奥にエメラルド仏が安置されていて閲覧はできるのですが、一切の撮影が禁止されています。エメラルド仏は、1437年にチェンライで発見され、タイの本尊仏として最も崇められている仏像です。エメラルドと名前がついていますが、実際には緑色のヒスイでできており、幅48センチ、高さ66センチという小ささに驚きました。年に3回衣替えをするので、季節ごとに違った様子を見ることができます。

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    エメラルド仏への参拝を終えて再び敷地内に戻ります。こちらは「チャックリー・マハー・プラーサート宮殿」で、1882年のバンコク王朝百年祭の時に建てられました。かつては迎賓館として使われていましたが、現在はレセプションホールとしてのみ使用されています。この建物、なんだかタイっぽくないと思いませんか? それもそのはず、こちらは西洋への憧れが強かったラーマ5世がイギリス人建築家を指名して造らせたものなんです。タイと西洋が折衷した、独特の雰囲気が素敵です。

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    出口近くには護衛兵の休憩所があり、ズラリと並んだ拳銃に思わずたじろいでしまいました。この場所も、交代で1人が立って警備しているんだそうです。豪華絢爛で格式の高い「ワット・プラケオ」。いろいろな解説を知りながら見て行くと、より楽しめるスポットですよ。ぜひ!