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    volume 12690
  • 秩父にある「人面石博物館」が想像の斜め上をいってた
    秩父にある「人面石博物館」が想像の斜め上をいってた
    珍石館
  • さーやん

    東京のお隣・埼玉は、都心からアクセスが良くとても便利な場所。ですが、あまり詳しくないという方の中には「何もないんじゃないの?」なんて思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも実は埼玉にはいろいろな隠れスポットが眠っているんです。今回は根っからの埼玉県民である記者が、埼玉県秩父市・影森にある「おもしろい!」と噂の博物館を紹介しちゃいます。

  • さーやん

    その噂の博物館は、JR熊谷駅から秩父鉄道に乗り換えて「影森駅」で下車、そこから徒歩約15分のところにあります。山々に囲まれた自然豊かな道を行くと道中にはきれいな桜が。これからは秩父名物・芝桜が咲き始め、5月上旬まで楽しむことができるそうですよ。

  • さーやん

    着きました。これが噂の博物館、その名も「珍石館」!! パッと見は普通の一軒家のような静かな佇まい。 あれ、本当にここおもしろいんだろうか、ちょっと焦りが……(←失礼)。

  • さーやん

    階段を上がりメインフロアの2階に行くと……そこには石石石!! 顔顔顔!! これは一体……?

  • さーやん

    そう、実はここ「珍石館」は、人の顔に見える石を集めた「人面石博物館」だったんです! 同館は、1990年に今は亡き初代館長さんが集めた約1700個もの石たちを展示するために開館された博物館。入館料は大人400円、子ども(中学生以下)200円となっております。

  • さーやん

    よーくご覧あれ。石には1つ1つ名前が付いているではないか! こちらは「エルビス プレスリー」と「ウドちゃん」。それぞれ結構似ていておもしろい(笑)。

  • さーやん

    お次は「ブラマヨ吉田」と「ジミー大西」。すごくよく特徴を捉えていますね。これらの石はすべて天然でこのような形になっているから驚き。一切加工はされてないんです!

  • さーやん

    こんな名前の石が横並びに。この2つの石を並べるあたり、悪意を感じずにはいられませんね(笑)。

  • さーやん

    これは正直どこからツッコめばいいのか……。「アーラ シバラクネ」って。もはや会話です。

  • さーやん

    思わず誰やねん!とツッコんでしまったのがこちら、「ロシア娘 ナターシャ」。これは初代館長がロシアで出会った可愛い女の子のことを忘れられずに名付けた石なんだとか。もうなんでもアリです(笑)。

  • さーやん

    中にはこんな芸術的なものも。これは、子どもを抱えたお母さんに見えるという奇跡的な石! こんなものを発見した初代館長さん、あっぱれです。そのほかにもおもしろい石たちが所狭きと並んでおり、小さな博物館ですが見応えは十分。飽きることなくついつい長居してしまいます。

  • さーやん

    むむっ。こんなにたくさんの石がある中、1つだけやけに厳重に管理されているではないですか。もはや崇められてる感すらあります。もうちょっと近づいてみましょう。

  • さーやん

    こ、これは……黒バラこと「中井正広のブラックバラエティ」に出ていた「人面石くん」ではないか!! そうなんです。あの番組に出ていたのはこの石のレプリカだったんです。この石、実は目の部分が貝となっておりとても珍しいんですが、この貝とその周りの色がはっきり別れているのも珍しいらしく、かなり貴重な人面石なんだとか。珍石館の縁起物としても知られるこの石はなんと、かつてレプリカとして通信販売され、短期間で完売するほど大人気(笑)。人面石くん、やりよる。

  • さーやん

    こちらは2代目館長の羽山芳子さん。同館の石を集めた初代館長さんの娘さんだそう。とっても気さくな方で、館内の事ならなんでも解説してくれます♪ ちなみにここは亀に似た石にまたがれば、浦島太郎風の写真が撮れる撮影スポット。みなさまも来館された際にはぜひ。

  • さーやん

    そもそもなぜこのような博物館をつくろうと思ったのでしょうか。羽山さんによると「もともと父は地元の仲間たちと、人面石ではなく秩父で地形上採れる高価な珍石を集めては東京に売りに行っていたのです。でもそうすると今度は秩父に良い石が残らなくなっちゃうでしょ。地元の人たちも心配して。だからここに珍石を集めて展示することにしたのです。そうしたら、途中から人面石にハマっちゃって。今じゃそっちの方が多くなっちゃった」とのこと。そんな背景があったんですね。

  • さーやん

    羽山さんは、続けて「余っている人面石に名前をつけても良いですよ!」と話します。え、名前を付けられるんですか!? 「そうなんです。私一人じゃ付けきれませんから。みなさんに付けてもらってそのまま飾っているんです」(羽山さん)とのこと。なるほど、先ほど紹介した石のほとんどが来館者の方の名付けた石だったんですね。ちなみに写真のようなコラボ技も可。ただしあまりにも似てなさすぎると、そのうちこっそり館長さんが引き下げるそうです(笑)。そこはシビア。

  • さーやん

    ということで私も名付けてきました。その名も「なめこ」。……ちょっと古い? 絵がホラー? そんなクレームは受け付けません!!  嬉しいことに入り口のすぐ近くに置いていただけました。石に名前を付けるって意外と難しかったですが、友だち同士で相談し合えば、ワイワイ楽しめそうですね♪

  • さーやん

    見て楽しい、名付けても楽しい! あなたも秩父「珍石館」に遊びにきてみませんか? おちゃめでパワフルな館長さんと、たくさんの人面石たちがお待ちしておりま〜す。