">     
 
    volume 12666
  • ボロい自販機から出てきたのは、温かくて美味しい弁当だった
    ボロい自販機から出てきたのは、温かくて美味しい弁当だった
    あらいやオート
  • なっち

    「トースト自販機」に出会ってから自販機の可能性の大きさに魅了され、今回は次なる自販機を求めて、茨城県まで行って参りました。海外とかそういったレベルではないけれど、都心からと考えたら果てしなく遠かった……。ご近所さんにその場所の最寄り駅を聞いたところ「十二橋駅」と教えていただきました。しかし、「最寄り駅」といった距離ではないらしく、できることなら車で行くことをオススメします。

  • なっち

    なんせ、この風景なものですから! 目的の自販機がある場所へは国道51号線を水戸方面に進みます。

  • なっち

    右手にコカ・コーラの看板が見えてきたら一本右の道へ入ります。するとすぐに目的地に到着します。こちらの建物の中にその自販機があるというのです。

  • なっち

    この真ん中にあるのが目的の自販機です。なんと、この年代を感じる自販機で「あったかいお弁当」が買えるというのです。両隣の自販機は故障しており、現在稼働しているのはお弁当自販機のみ。自販機の生き残り。貴重です。しかしこの古さ、本当に大丈夫でしょうか?

  • なっち

    ためらうこと10分。その間、続々とお弁当が買われていきます。「初めてきました」というお兄さんや「家族に買ってきてと頼まれてとお使いにきた」というおじいちゃん、「これからお昼なんで」という職人さんなど、さまざまな方が! みなさん2、3個買っていくんですよ。想像もしていなかった光景でした。

  • なっち

    いざ、購入! ちなみに100円玉しか対応していないため買う時は注意してくださいね。ここまで来たのに買えないなんてことにならないように!

  • なっち

    お値段はお弁当にしては安すぎる「300円」。なんでもネットでいろんな人から「300弁当」と書かれてしまっているため値上げができないのだとか……。種類は「やきにく弁当」しかありませんでしたが、日によっては「からあげ弁当」や「ひれかつ弁当」を販売することもあるそうですよ。

  • なっち

    本当に自販機からお弁当が出てきた! 感激!

  • なっち

    食べるスペースもあったので、こちらでいただくことにしました。

  • なっち

    写真では伝わらないのが残念ですが、ご飯から湯気が出ていました。思ったよりホカホカ!

  • なっち

    自販機ボロボロすぎるのに、お弁当がおいしすぎて泣ける。この値段でこのおいしさ、満足すぎます。そして、この自販機で販売されているお弁当のお肉は豚肉もロース肉も鶏もも肉もすべて国産を使用しているそう。それはこだわりらしく、今後も国産を使用すると貼り紙で宣言していました。

  • なっち

    と、そこにお弁当を補充しにきた顔出し絶対NGの鈴木さんが。お弁当はこの鈴木さんがつくっているといいます。お弁当と同じくらい、いやそれ以上に温かい方でした。1日に何度も補充にくるらしく、つまり鈴木さんがこの自販機に命を吹き込んでいるのですね。

  • なっち

    鈴木さんに自販機の中を見せてもらいましたが、なんとお弁当の在庫は1つ。人気だな。……あれ?ボタンにはやきにく弁当しかなかったはずなのに、違うものも一つ入っています。

  • なっち

    「あーこれね。今川焼だよ。自販機の中に入れたらどのくらい温まるか実験していたの。食べる?」(鈴木さん)と温かさを確認することなく私に差し出しました。

  • なっち

    温かさばっちりです♪ 自販機で今川焼が売られる日も近いかも……?

  • なっち

    人は見かけじゃないってよくいうけれど(人じゃないけれど)、誰がこの自販機からこんなにもホカホカなお弁当が出てくることを想像したでしょうか。

  • なっち

    自販機から得るものは商品だけでなく、その陰にある人々の温かさだと学びました。遠くまできてよかったです。次はどんな自販機に出会えるのだろう。今からワクワクします。