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    volume 12648
  • 「しにものぐるい」の店で販売する「邪悪なハンコ」とは?
    「しにものぐるい」の店で販売する「邪悪なハンコ」とは?
    邪悪なハンコ屋 しにものぐるい
  • なっち

    自宅や職場で荷物を受け取る際、サイン代わりに「ハンコ」を押すなんてこと、みなさんもちろんありますよね。日常でよく見かける行為に「遊び心」を加えたお店があると聞き、今回は台東区「谷中ぎんざ」にやってきました。

  • なっち

    「谷中ぎんざ」といったら、どこか懐かしさを感じる下町の風情の残る商店街。食べ歩きなどで訪れたことのある人も多いのではないでしょうか? そんな商店街に、今回の目的であるユニークすぎる名前のハンコ屋さんがあるのですが、その名も「邪悪なハンコ屋 しにものぐるい」! 穏やかな雰囲気の「谷中ぎんざ」で「邪悪」「しにものぐるい」なお店とは……?

  • なっち

    この看板に描かれている猫も邪悪感をかもしだしています。とっても気怠(けだる)そう……。

  • なっち

    出迎えてくれたのは「邪悪」「しにものぐるい」とは正反対の印象の穏やかな女性店員さん。まずこのお店のどのあたりが邪悪なんでしょうか。女性店員さんによると「ハンコに描いているキャラクターが邪悪な感じになってます」とのこと。流行りのゆるキャラに負けないぐらいゆるく、さらに邪悪とはウケそうですね。

  • なっち

    では、しにものぐるいとは? 「当店は、スタッフ全員がしにものぐるいで頑張って働いているお店なんです」と女性店員さん。こっそり「しのものぐるい」をググってみたところ「死ぬことも恐れないでがんばること」とでてきました。あ、熱い……!

  • なっち

    そんな、しにものぐるいでデザインされた邪悪なハンコが、1.5坪ほどの店内にズラリと飾られています。右も左もハンコのデザイン! なんと、426種類もあるといいます(2016年3月現在)。

  • なっち

    ハンコを注文する際は、テーブルに置かれてあるファイルを見るとわかりやすいです。せっかくなので、私も作っていただくことにしました。

  • なっち

    まずは、デザイン、書体、インクの色、ケースの色を決めていきます。

  • なっち

    デザインなどを決めたら注文書に書き込むだけ。スタンプタイプのインキ浸透印なら、混み合っていなければ30分で作れるそうです。混み合っていても当日には完成するそうで、谷中ぎんざ散策中に注文していくお客さんが多いのだとか。

  • なっち

    ハンコをつくっていただいている間に私も谷中ぎんざをぶらり。そしてすぐに目にとまったのが、衣料品店「伊藤製作所」さんのTシャツ! 邪悪なハンコ屋さんの邪悪キャラクターたちをTシャツにしたんですねと話しかけたところ、Tシャツ屋さんのお兄さんが「実はTシャツが先なんです。それからプリント技術でほかに何かできないかなと思ってハンコをはじめたんです」と教えてくださいました。Tシャツからハンコへと幅を広げ、ここ「谷中ぎんざ」を邪悪に染める気でしょうか(笑)。

  • なっち

    ところで、ハンコのデザインはおもしろいけど、イマイチ使い道がわからないなんて疑問に思っているそこのあなた! ハンコを注文しておいてなんですけど、私もわかりません(笑)。ということで聞いてみました。

  • なっち

    今回私も注文したこちらの浸透印について、さきほどの女性店員さんは「お手紙にスタンプとして押していただいたり、認印として使っていただいております。または宅配便などの荷物を受け取るときのサインや、子どもがいる方は学校の連絡帳に押したり。あとは会社のちょっとした書類に押していただいたりでしょうか」と説明してくれました。誰かへのお土産やプレゼントとしても人気なんだそう。

  • なっち

    浸透印は実印としては使えないので、銀行などで使いたい方には木彫りの印鑑もあります。こちらは作成に一週間ほどかかるそうです。
    ※絵が入っていても大丈夫かは使う前にきちんと各銀行に確認してくださいね。

  • なっち

    世間では最近、猫ブーム! なので同店にも猫のデザインは多く、中でも最近の一番人気は「振り向けば黒猫」らしいですよ。

  • なっち

    そんなこんなで注文していたハンコが完成。私も猫ブームに便乗し「ねこチラ見」(2600円※値段はデザイン、大きさによって異なります)を作っていただきました。どうですか? この「キタコレ!ハンコ」を名刺に押して相手に渡したりすれば、仕事に遊び心を加えられるかな♪とか期待しています。

  • なっち

    ハンコが入れてあった袋には「身を粉にして作りました」の文字が。どこまでもお店の頑張りアピール(笑)。そんな同店が売っているものは「ハンコではなく(実際に売っているのはハンコだけれど)ハンコを押すことによって生まれるコミュニケーション」なんだとか。みなさんも谷中銀座を訪れた際は「しにものぐるい」で頑張っている同店でハンコを作ってみて、自分なりの使い方で家庭や職場に遊び心を加えてみませんか?